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H.C.R.2013 ビジュアルデザイン
<プロフィール>
平松礼二
昭和16年東京生まれ
1960年 青龍社展に出品、入選・受賞。
1977年 創画展に出品、入選・受賞。
1979年 中日大賞展 大賞受賞。
1980年 東京セントラル大賞展 優秀賞受賞。
1989年 山種美術館展 大賞受賞。
2000年 MOA美術館 大賞受賞。
2000〜2010年 月刊「文藝春秋」表紙画担当。
元多摩美術大学 教授
現在無所属。
<作品と略歴>
15才ではじめて日本画材に出会い伝統的な色彩の虜になった。旅に出たいと願い、日本古代史のふるさと、琵琶湖周辺を起点に朝鮮半島から中国大陸、そしてインドまで足を延ばした日本文化をたずねる旅を終え、起点の日本に戻った。私の出生地である「東京」の今を描きそして次の旅に出ようと思ったのが今回、ポスターに採用された作品である。
50才になってはじめてフランスへ向かった。そこで出会ったモネ作「睡蓮」の超大作は衝撃だった。この作品の内側には日本の美を宿していると。それから20年、「印象派ジャポニズムへの旅」として海外の目を借りて日本美の探求を続けている。
縁あって2013年7月から10月31日までフランス・ジュヴェルニー印象派美術館で平松礼二展〜モネへのオマージュ が開催されている。
<福祉への想い>
2010年私は不注意で転倒し膝を骨折した。手術しリハビリも懸命につとめたが、街の中に出ると駅の階段も苦労の連続だった。何か助けてくれる人や優れた器材はないものか切実に思った。未だ完治していないが2年間も苦労が続き福祉の充実を願っている。
(平松礼二 談)